踵骨棘
- さのはりきゅう整骨院
- 2024年6月1日
- 読了時間: 2分
更新日:3月21日
踵骨棘とは
踵の裏には足底腱膜など様々な筋肉が付着しています。その筋肉が長年にわたって踵の骨を引っ張ることによって骨の棘(トゲ)が形成されます。
この棘によって痛みが出現したものを踵骨棘といいます。
レントゲンで骨の棘が確認されていても症状が出ていない時もあります。それはこの病態が年をとることで踵の裏の脂肪が減少して生じるものだからです。
つまり骨の棘が出ていても踵の脂肪のクッションがしっかりしていれば症状が出ない場合もあります。
症状
症状は歩行時や起立時の踵の裏の圧痛です。激痛であれば跛行(びっこ)になることもあります。
足底筋膜炎にとてもよく似ています。両方とも足の裏に体重がかかって踵部分の痛みが発生するからです。
女性に多く、痛みを除いて熱感や腫脹を認めることは少ないです。
施術
施術は保存療法で、けいさつ法や鍼通電や電気などで局所安静を基本に症状が過ぎるのを待ちましょう。あまりに症状がひどいようなら、痛みを緩和る施術の間に、踵の棘の部分を補強するテーピングを使うこともあります。
ひどい痛み続くようなら注射をお勧めするときもあります。時にはまれに難治性のものがあり手術をする症例もありますが、ほとんどが保存療法で治癒しますのでそうなることはとても少ないです。
余談
踵骨棘と足底腱膜炎はとても良く似ていますが、両方同時に罹患する方もいます。足底腱膜炎の場合、踵に体重を乗せると若干痛みが和らぐので、そのまま長期間誤魔化し続けていた方がいました。それが良くなかったのか踵骨棘の痛みが誘発増悪されてしまい、痛みの逃げ場がなくなってしまい、どうにもならないような患者さんのかなり辛そうな表情を思い出します。大阪の修行先のAさんなのですが、結局手術することにになり、その後の長いリハビリも無事終えました。確か元スナックのおばあさんでいかにお酒を飲まないかが重要らしく、お客さんが見てないうちにお酒の上手な捨て方を力説していました。
※これらのブログは素人にも分かるようにできるだけ専門用語を少なくして説明したものです。少し自身の症状に当てはまるからといって独断せずに国家資格者に相談して下さい。
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