突然ですが、問題です。高齢者の方々で転んで寝たきりになっちゃう方がいますが、それは全体の寝たきり要因の何分の1くらいでしょうか。
こんなはずじゃなかった寝たきりの1/3が転倒から起こる
はい!正解!答えはだいたい3分の1くらいです。結構多いですよね。なんでかっていいますと、そう!その通り!年を取ると骨がもろくなるので骨折しやすいからです。特に手首、腕の付け根、背骨ぺっしゃんこ、股関節あたりが4大骨折ですね。
その中で骨がつながるまで歩けない骨折はというと……。ハイ正解!背骨ぺっしゃんこと股関節あたりの骨折です。これ結構こわいですね。だって1ヵ月から2ヵ月とか寝たきりで骨がよくなった頃には筋肉を動かしてないからやせ細っちゃってすぐには歩けないんですから。
歩くようになるには相当な努力が要ります。歯を食いしばって毎日歩く特訓!ができなくて、そのまま介護施設でお世話になるパターンです。
見かけ重視よりも安全重視
すべての始まりは転んだからなんです。転ばないようにするには杖ですね。シルバーカート(押し車)ならもっと安全でいいのですが、まずは杖です。
時々ふらついて歩く方に杖をオススメするんですが、
「まだそんな年ではない」「みてくれがカッコ悪いからいやだ」って言うんです。
そんな時わたしはこう思っています。
(いやでも、杖したほうがいいんじゃないかなあ)
別にうちで杖買わなくてもいいですので、お試しなら百均で売ってますんで「杖やってみようかな」
と思ったらぜひ試してくださいねー。骨折しないためにも。
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