杖の決心がついた方、杖の使い方を教えます。(前回の続き)
- さのはりきゅう整骨院
- 2020年3月4日
- 読了時間: 4分
更新日:3月20日
杖の使い方
この際だから杖を使おうと思った方へ、杖の使い方をお教えします。
まず杖の高さから。杖の高さは杖先ををつま先から15センチ離した所に置いた状態で杖の持つ部分が大転子のあたりです。と言われてもよく分かりませんね。
簡単に言えば杖に体重をかけて踏ん張りがきく肘の角度
それでは立った状態で腰骨に手の平を添えてください。その腰骨のこぶし一個分くらい下の高さが、だいたいの丁度いい杖の高さです。
その時肘の角度がだいたい20度くらいになっているとおもいますが、重要なポイントです。実はこの位置は踏ん張りがきく肘の角度なんです。
イメージしてください。肘の角度が90度だと杖が高すぎて踏ん張りがきかなくて肘が震えてしまいますが、20度くらいなら肘が震えずに踏ん張れると思います。
杖での歩き方
Ⓐ次に歩き方です。
みなさん利き手が右手の方が多いので、右手での杖を使い方をお教えします。
(これは同時に左足が痛い場合にも参考になります。その場合杖を右手で持つことになります。利き手が左手の方はこれから書く左右を逆にすればいいです。右足が痛くて左手で杖を持つ方も同様です)
ではちょうどいい高さの杖を右手でもって歩きましょう。まず右手の杖と左足を同時に出してください。(右手の杖なら右足を出すと思った方もいると思いますが基本は違います。これから説明することは松葉杖にも言えることなのでご参考ください。)
①右手の杖と左足を前に出しましたね。(1歩目)ではそれらはそのままにして②次は右足だけを前に出してください。(2歩目)この時右足が前、右手杖と左足は後ろにあると思います。この①②を繰り返すことによって歩き続けます。
要は行進みたいなもんです。1、2、1、2、と歩くとき左足を前に出したと同時右手がでますね。それに杖が加わったと思えば覚えやすいです。
杖での階段の降り方
Ⓑ今度は階段の下り方です。
これはⒶの歩き方と似たようなものです。
まず階段を右手の杖と左足を同時に出して下りましょう。この時、杖と左足の着地は同時にした方がいいです。
それに右手の杖と左足を前に出すとき、右足が片方だけですので意識してしっかり体重を支えてください。
つまり左足が痛かった場合は痛くない方の右足でしっかり支えられるからこのやり方なんです。
次に右手の杖と左足が階段一段下った状態なので、それらをそのまましっかり支えながら右足を1段だけ下ろします。
すると右手の杖と左足と右足が階段一段目で並んだ状態になります。これでやっと階段一段下れました。この繰り返しで下りきれることができます。
通常の歩行よりもだいぶめんどうですが、やってるうちに少しずつ慣れます。
杖での階段の登り方
Ⓒ次に階段の登り方です。
これはⒷの下り方を逆にした順番です。まず階段の前で右手の杖と左足をそのまま動かさずにしっかりと体を支えながら、右足を階段一段上ります。
次に痛くない方の右足でしっかり体重を支えながら右手の杖と左足を階段の段差1段分上げます。すると階段一段上った状態で右手杖と左足と右足が並んだ状態になります。これを繰り返すことで一段一段上っていきましょう。
ⒷとⒸはやり方は逆のように見えますが共通点があります。それは常に右手杖と左足は段差の下にあることです。
また階段に手すりがある場合はどんどん活用してください。
右側に手すりがあるから右手杖が邪魔になる場合では今回教えたやり方と違ってもいいので右手で手すり、左手に杖をもって両手で体を支えてください。この場合は臨機応変により安全なほうを選んでいいです。
松葉杖の使い方も似ている
松葉杖の方もこの要領と同じですが、普通の杖とは杖の高さが違いますね。
まずはじめに松葉杖の脇あてに脇を当ててはいけません。脇に当てて歩き続けると手がマヒしてしまいますので、高さはわきの下からコブシ一個分下に松葉杖の脇あてがくる高さがいいです。
そして脇に脇あてを当てずに肘で挟んで固定して歩いてください。
松葉杖が必要な時はそれ相応の疾患の時度と思いますので、詳細はその院のリハビリスタッフの方が教えてくれると思います。ぜひ聞いてみてください。
松葉付けを教わり終えたら上記の通常の杖のやり方に似ているなと感じると思います。
もし他の疾患にも興味があればこれらのブログも参考にしてください。
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