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アキレス腱滑液包炎

  • 執筆者の写真: さのはりきゅう整骨院
    さのはりきゅう整骨院
  • 1月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月19日

アキレス腱滑液包炎とは


アキレス腱は踵の骨に付着している人体最大の腱です。

その前後には腱が動く時摩擦を防ぐためにあるツルツルの袋(滑液包)があります。

レジ袋がつるつるして開かないそれを想像するとわかりやすいです。

これが運動など過度な使用などで刺激され炎症したものをアキレス腱滑液包炎といいます。

アキレス腱炎と似ていますが、少し違います。


原因

原因は踵骨の滑液包を刺激するような形、靴の圧迫、寒冷などがあります。典型的な例は歩き過ぎや走りすぎです。

      

症状     

症状はアキレス腱の外側と内側の痛み、腫瘤が認められます。急性のときは発赤、腫脹、圧痛が強いですが、慢性になると腫瘤は硬結状になり痛みが減弱します。強制的に足を背屈させると滑液包が踵骨とアキレス腱に挟まれて痛みが生じるときもあります。


施術

施術は保存療法が主です。電気や鍼通電などでで痛みを緩和させます。

靴が合わなければ大き目のものを履くようにし、スポーツのし過ぎが原因なら運動制限や中止を指示させて頂きます。

また踵を浮かせるような足底板を処方し、滑液包が刺激されにくくすることもできます。負担を少しだけ軽減できます。


※これらのブログは素人にも分かるようにできるだけ専門用語を少なくして説明したものです。少し自身の症状に当てはまるからといって独断せずに国家資格者に相談して下さい。


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もし他の疾患にも興味があればこれらのブログも参考にしてください。


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