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頚椎症 (頚椎症性神経根症と頚椎症性脊髄症)

  • 執筆者の写真: さのはりきゅう整骨院
    さのはりきゅう整骨院
  • 2022年1月6日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月20日

頚椎症とは

頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症とは


首の骨は7つの骨が重なって構成されています。その骨の間には椎間板というクッションがあります。この椎間板は年齢を重ねると共にしだいに水分が失われ亀裂が生じやすくなります。すると首の骨の間でぐらつきが生じ不安定になります。この不安定さにより体の防御反応がおこり安定させようと骨の棘が形成されます(←仮説です。またこれを頚椎症といいます)。しかし、この棘が脊髄神経やその枝の神経根を圧迫すると様々な症状が出現します。その症状は圧迫の部位によって異なり神経根症、脊髄症という名で呼ばれます。


割合が多く軽い方の神経根症状(片手の痺れ、時に両手の痺れ)

神経根症とは脊髄の枝である神経根が骨の棘により圧迫されるもので、症状は主に片側の手や指の痛み、痺れ、電気が走るような放散痛がでたり、筋力が低下したりします。また顔を上に向けるとこれらの症状が悪化するという特徴もあります。手術をすることがほとんどないため軽い方と呼んでいますが、痛みが軽いわけではありません。程度は人それぞれです。

(首コリや肩こりがひどいと、それが悪化要因になるときもあります)


施術

治療はハリ治療や電気などを組み合わせて行います。痛みが激烈な場合は首が動いて痛くならないように頚椎カラーで安静固定することも非常にまれですがあります。施術をしていくうちに約4ヵ月で9割の方は次第に症状がなくなっていきます。(だから軽い方で良かったね、とされますが、1割は小さく症状が残ることもあります。)


少なく重い方の脊髄症状(両手の痺れ)

脊髄症とは脊髄神経そのものが骨の棘により圧迫されたものを言います。症状は両方の手や指の痺れ、筋力の低下が出ます。また足の麻痺のためもつれやすくなったり階段を速く上れなくなったり、箸が使いにくい字が書きにくい等の手の巧緻運動障害が出現したり、排尿が早くできない頻尿になる等の膀胱直腸障害が出現したりします。


施術

治療法は日常生活にあまり支障にならない軽度の脊髄症を除いて、手術以外の治療がほとんど効かないことが多く、またどんどん悪くなる進行性であることから、手術をお勧めする場合もあります。できるだけ悪化を防ぐために首を急に曲げない、転倒に気を付けるなど注意が必要です。


これらの症状でお困りなら、こちらをご参考ください。


ちなみに

指に痺れがあるからハイ、頚椎症とは安易に考えられませんので、しっかりとみてもらい施術してもらうことを心がけましょう。痺れは頚椎症性神経根症のほかにも頚部ヘルニア、胸郭出口症候群の斜角筋症候群、過外転症候群、肋鎖症候群、頚肋症候群や回内筋症候群や手根管症候群、橈骨神経障害、尺骨神経障害、ギヲン管症候群ETC....本当にいろいろあります。運動器系の疾患は本当にたくさんあるんです。当院のブログをクリックしてざっとみてください。全部読まなくていいです。これだけたくさんの疾患があるのかと把握できるはずです。それでも一部の疾患数です。

また本人が痺れと思い込んでいたら腱鞘炎だったなんてこともあります。(ときどき痛みやツッパリ感も痺れと表現する人もいますので施術する側の私の方も注意して聞いています。)


もし他の疾患にも興味があればこれらのブログも参考にしてください。


また当院の主なメニューはこちらです。


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