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頚部椎間板ヘルニア(首のヘルニア)

  • 執筆者の写真: さのはりきゅう整骨院
    さのはりきゅう整骨院
  • 2022年11月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月20日

頚部椎間板ヘルニア


頚椎という積み木のように重なる7つの首の骨の間には、椎間板というクッションがあります。このクッションは主に中心にある髄核とその周りを囲む線維輪で構成されています。しかし、この線維輪は年とともに水分が少なくなり変性し破れやすくなり、髄核がその周りを囲む線維輪を突き破り外に出てしまいます。その後ろには脊髄という神経があり、その飛び出した髄核と筋肉の硬結によって板挟みになり圧迫され損傷してしまい、様々な症状を引き起こしてしまいます。これが頚部椎間板ヘルニアなのです。


脊髄神経とありましたが主に神経根型という脊髄の枝分かれの神経と脊髄神経そのものの正中型があり、それぞれ症状や治療法がやや違います。


軽い方(痛みが軽いわけではない)

神経根型は脊髄神経の枝の神経根が圧迫されているものを言います。ほとんど首の痛みから発症し片側の手や指の痛みや痺れが遅れて生じます。またうがいなど顔を上に向けたときに症状が悪化します。軽い方とは手術が必要ないという意味であり、痛みやしびれは強く辛いことが多いです。

(首コリや肩こりがひどいときはそれが悪化要因になるときもあります)


重い方(手術が視野に入るという意味で重い)

正中型は脊髄神経そのものが圧迫されているものを言います。主に指や手の痺れが引き起こり、後に両方とも症状が出てきます。これも顔を上に向けたときに症状が悪化するという特徴を持っています。さらに悪化すると巧緻運動障害という箸を使ったり字を書いたりするといった細かい作業ができにくくなってしまします。また、足の麻痺が起こりもつれやすくなり、頻尿や尿意切迫感などの膀胱直腸障害が起こります。


施術

これらの施術は原則として最初は手術のない保存療法になります。痛みを和らげるために針通電やけいさつ法や電気などをあてたりします。また初期の痛みが激烈な場合があれば頚椎カラーを処方するときもあります。次第に症状が弱まっていきます。しっかりと治療すれば個人差もありますが4、5ヵ月ほどでほとんどの人が良くなると言われています。


しかし、抵抗性のある激烈な痛みが長く続く場合は神経を圧迫しているヘルニアを取り除く手術をお勧めするときもあります。また、正中型はほとんど保存療法が効かないことが多く巧緻運動障害や膀胱直腸障害により日常生活において不便な点があることからこの場合も手術をお勧めしています。


施術についてはこちらをご参考ください。


ちなみに

指に痺れがあるからハイ、頚部ヘルニアとは安易に考えられませんので、しっかりとみてもらい施術してもらうことを心がけましょう。痺れはほかにも頚椎症性神経根症、胸郭出口症候群の斜角筋症候群、過外転症候群、肋鎖症候群、頚肋症候群や回内筋症候群や手根管症候群、橈骨神経障害、尺骨神経障害、ギヲン管症候群ETC....本当にいろいろあります。運動器系の疾患は本当にたくさんあるんです。当院のブログをクリックしてざっとみてください。全部読まなくていいです。これだけたくさんの疾患があるのかと把握できるはずです。それでも一部の疾患数です。

また本人が痺れと思い込んでいたら腱鞘炎だったなんてこともあります。(ときどき痛みやツッパリ感も痺れと表現する人もいますので施術する側の私の方も注意して聞いています。)


もし他の疾患にも興味があればこれらのブログも参考にしてください。


また当院の主なメニューはこちらです。


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